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日本武蔵野センターについて

 交流のエピソード紹介
ブラショフ市と武蔵野市の交流の歴史をお話するには、1991年11月に遡らねばなリません。1989年の革命から2年後になります。
かつて武蔵野市民でもあった曽我大介氏は、当時ブラショフのジョルジュ・ディマ交響楽団の指揮者をしていました。曽我氏は武蔵野市の土屋市長 を訪ね、ブラショフのオーケストラを日本に招待していただけないか、と切り出しました。 土屋市長がオーケストラのメンバーは何人いるの、と尋ねると、曽我氏は、60名です、といとも簡単に応えました。当時ブカレスト〜東京間のフライ ト は一人往復5000ドルもしましたから、60人なら300,000ドルとなり大変な金額になります。土屋市長は何とかこの若い音楽家の夢をかなえてやりたいと思い、多摩地区の近隣市長たちに協力を呼びかけ、政府助成金獲得など、あらゆる努力と交渉を、大変なエネルギーでこなしました。その甲斐あって、 1992年の9月、つまり土屋市長と曽我氏の出会いから10ヶ月後のことになりますが、オーケストラの全メンバーが日本に招待され、コンサートが開かれました。4つの市か ら集まった4000人の市民たちの前で日ごろの成果を披露し、人々は感動の渦に包まれ見事な演奏に酔いました。これが武蔵野・ブラショフ両市交流の始まりで した。
日本武蔵野センターの役割
1998年創立。当センターは, 幅広く日本人の生活の紹介、日本語、現代及び伝統文化の紹介などを通じて、日本とりわけ武蔵野市民の文化交流に対する関心を高めることに努めてきました。

当センターは、将来、武蔵野・ブラショフ両市の架け橋として、この友好関係をさらに深めるよう努力していきたいと念願しています。
歴史
1993年8月

土屋市長と30人市民団がブラショフを訪問。盆踊り、書道、活け花など日本文化のイベントを通して伝統文化を紹介しました。

 

1994年2月
ブラショフ市長アドリアン・モルヅィ氏が武蔵野市を訪問し、土屋市長に日本語教室の開設を要請。
1994年9月
武蔵野市がブラショフ市の若い女性のコーラスグループを招待。都内の7つの市でコンサートを開催しました。
1995年6月
モルヅィ市長の要請に応えて、武蔵野市が初めて2名の日本語講師を夏季3ヶ月間ブラショフに派遣。このインテンシブ夏期講習は、3年間続けられました。
1995年9月
武蔵野土屋市長が、ブラショフを訪問、日本語教室を視察。
1995年10月
トランシルバニア・ボルトーゾ室内管弦楽団が日本でコンサートを開催。
1996年6月
武蔵野市が、日本語クラスで日本語を学んでいる3名のブラショフ市民を日本に招待。このインターンシッププログラムは現在も続いており、武蔵野・ブラショフ市民の会(NGO) が。このプログラムを担当しています。
1997年8月
武蔵野市フィルハーモニック・オーケストラがブラショフ市を訪問。ジョルジュ・ディマ交響楽団とジョイントコンサートを開催。
1998年3月

ブラショフ市長イオン・ギシェ氏が、武蔵野市を訪問。ブラショフ市に日本武蔵野センター開設の基本契約書に署名。

 

1999年8月

市 内にあるNPO法人「プロジェクト・HOPEジャパン」がブラショフ市内の病院に医療機器を寄贈。同時にNGO「ACTION international」が、ブラショフ市内でワークキャンプを開催し、セントラル・パラサメント孤児院を支援。12月 改築のため閉鎖されていた日 本武蔵野交流センターが再オープン。

 

日本武蔵野センター

住所: str. Olteţ Nr.11,500152

Braşov, România


開館時間: 月ー金 : 13:00-19:00

電話/Fax number: +40-268-471 810

E-mail: jimusho[at]musashino.ro